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バレンタイン [日々の戯言]

 日本のお菓子メーカーが作り出した最大の嘘行事、とでもいうのかしら。本来の意味とは全く違う意味になってるし!
 そうは言っても、考えた人は本当に策士だと思います。女性はやはり甘いものが好きなので、自分の分も買うもんね。その女性心理に加えて、「スイス直輸入限定商品!売り切れご免!」…なんてやられた暁には、女心を戦国BASARA2の豊臣秀吉並に鷲掴み、ですよ。これが「男が女にプレゼント」といっても、男の人で自分の分も買う、という人口は明らかに少ないと思うし。上手いこと考えたものだなあ。
 こんな私も夢見るヲトメだった時代があるので、バレンタインは「商業主義の権化!」と一概には言えないのです。
 でも会社で配る義理チョコは別。今は義理チョコじゃなくて「義務チョコ」という言われ方もあるのですね。これは本当に悪しき習慣だと思う。うちの会社も以前はやっていたけれど、今ではすっかり廃止されて有難い限りですよ。ていうか女子社員の方でいい加減馬鹿馬鹿しくなって、自発的に辞めたのですけれどね。男の人だって、欲しくもないやっすいチョコを貰って、ホワイトデーに3倍返し、というのは相当負担だったと思うし(それがチョコ廃止のひとつの原因だったのですが)
 そうは言っても、「バレンタインに女性からチョコが貰いたいのです。どうやったら貰えますか?」と真剣に相談されていたり、「チョコはきちんと一人づつ配って欲しい。大袋を『ご自由にどうぞ』と置いておくなんてけしからん!」…と訴えられていたりしている文面を見て、「…男の人も色々なんだなあ…」と考えてしまう訳です。貰って迷惑だと思う人も居れば、男としてのステータス!という方もおられる様で。
 そういえば、昨年の夏転勤してきた別部署のリーダーが昨日「明日はバレンタインだな!」と大騒ぎしていた、とそこの女の子が言ってたっけ…。うちの支店はチョコはひとつも飛び交わないので、無念に思ったのだろうか。奥様が多分くれるだろうから、それでいいじゃないの。一番好きな人からひとつ貰えばいいものだと思うのですが、男の人にとっては違うのかなあ?
 そうは言っても、「チョコ欲しさにわざわざ会社の金で飲み屋に行く」うちの会社の偉い人は、本当にどうにかして欲しいものだ、と思います。


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共通テーマ:日記・雑感

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