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「地球へ…」のない土曜日 [地球へ…]

 という訳で、世界陸上を見ています。毎度のことですが、世界陸上は見ていて本当に楽しいです。鍛え抜かれた己の肉体のみで戦う!というのが陸上の素晴らしさ。より早く、より高く、より遠く!な者が勝者!という素晴らしい「解りやすさ」がいいですよね、陸上って。「運動神経ゼロっていうよりもマイナスなんじゃないの」…だった学生時代(言うなればトラウマ)な過去を持つ私としては、アスリートは本当に心より尊敬申し上げる対象なのでした。

「地球へ…」放映がないのは哀しいのですが、ついでなのでヲタらしく語ってみようかと思います。
 私が「地球へ…」を初めて見たのは、本当に小さな子供の頃、姉が買ってきた本でした。連載時の雑誌なのか或いは総集編なのか覚えていませんが、はっきり覚えているのは、「冥王星周回軌道を離れ 地球へと向かう」「メインエンジン全開!」…のシーンから、だったこと。うーん、多分総集編っぽいです。
 さて、その前を全然知らない状態で「人類とミュウの戦争が終了した」段階から話を読んだのです。正直、話の意味が全然解りません。というか、この状態で話を全て理解できるのだったら、私は一般事務職ではなく、今頃もっと別な仕事に就いていると思います。
 ジョミーがキースを見て「キース、年を取った…」と感慨を抱くシーンでまず「…?」と思いました。続いて、キレたトォニィをジョミーが「お前はまだ子供だ」とたしなめるシーン。「…いや、どう見てもこのジョミーという少年の方が子供に見えるんだけど…?」更には「フィシスは君のお母さんだ」というシーンで「ええええ?どう見てもこのおっさん(…子供の感想です、許して下さい)の方が年上に見えるよ!?どういう年齢設定なの!?」当たり前ですが、謎は尽きません。
 …エピローグの二人の子供はジョミーとフィシスだと素直に思ったのと、ジョミーの意識をフィシスだけが捉えたことから、ジョミーとフィシスは恋人同士だと思っていました。「生まれ変わっても巡り逢い、再び愛し合うなんてステキ!」と小さな子供だった私はうっとり。…まあ、相手が実はキースだった、ということですが、今では「生まれ変わってキースとフィシスが愛し合う」でも別にいいのですけれどね。キースもフィシスも、幸せになってくれればそれでいいです。
 閑話休題。子供の頃の私は、最初はトォニィが嫌いでした。話の前後は解りませんが、さしたる理由もなくキースを殺そうとした挙句に、マツカをあんなにも惨たらしく殺した彼が、子供だった私の心に嫌悪感を齎したのでございます。
 しかしながら、その後全部通して読んで、「…この話で一番可哀想なのって、ひょっとしてトォニィ…?」と思ったまま現在に至る。


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