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幻水紡時プレイ日記(その5) [幻想水滸伝]

 思えば、初めて触れたゲーム機はスーパーファミコンでした。マリオが死ぬ程肌に会わず(2面までしかいけない。未だにマリオ系のゲームはトラウマレベルで苦手)「私にはテレビゲームは向いてないのだと思う」と諦めていた頃に、RPGというジャンルに出会い、「これなら私にもクリア出来る!」となった訳です。スーファミでプレイしたのは、ドラクエ5、FF5、そしてマザー2でした。あの「大人も、子供も、おねーさんも。」というキャッチコピーに引かれ、近所の本屋+ゲーム屋さんで新品1,980円でソフトを買ったのを覚えてます。
 マザー2はすっごく大好きだったゲームですが、最後の「もう誰の顔も思い浮かばない」「コイシカーワナ(仮名。女の子に自分の名前をつけてプレイしてた…)の祈りは宙に消えていった…」で次に「祈る」コマンドを選択することに気付けず、1週間もラスボスを倒せなかったのも、今ではいい思い出です。
 そんなマザー2の中に「ゲップー」というモンスターが出てきまして、これはもう名称からして大体なんとなく想像がつくと思うのですが、相当にいやンなモンスターでした。何が嫌って、音声までついてるのが耐え難かった。今までそれに次いでいたのは「シャドウハーツ」に出てきたごっきーちゃん(1m位ある)で、何しろPS2だから下手にリアルな映像で、倒した後引っくり返って四肢を痙攣させた後で昇天、と「リアリティを突き詰めたのは誰じゃー!」と泣きたくなる思いをしたものでした。

 スーファミ→PS→PS2→PS3と移り変わった据置機。携帯機もゲームボーイ→PSP→PSVITAと持っている機種は移り変わり、グラや音も美しく綺麗になりました。技術革新とは素晴らしいものですねフロイライン。わたしグラ厨じゃないしスペック厨でもないけど、綺麗な画面でプレイできることはゲーマーとして単純に嬉しく思うものです。

 けれども今更、ゲップーと大差ない程にむかつく攻撃をしてくる敵キャラに遭遇するとは、夢にも思わなんだ。

 …破戒僧め…!!!画面に攻撃名が表示された瞬間、「え?え?」と思ったけど、マジで殺意が湧きました。一人として余さず、倒すけど。そらー「ゲオルグ達は怒り状態になった!」は当然だわ、あれで怒らないなんて有り得ないわ…。
 盛大に話が逸れてますが、幻水紡時をちまちまとプレイ中。「世界の真理」が明かされたところで、「そうきたか!」と思う反面、「この世界観って、幻水である必要があったのかな?」って思ったり。「27の真の紋章が作りだした世界」が幻水なんじゃないのかなあ、これは別なタイトルで売り出しても良かったんじゃないかなあ、とか考えてしまったりして。
 ただ、この「小さな箱庭の中」で紡がれる物語、という世界観は嫌いじゃないというか、「それでも争わずにはいられない人間達」とかいう辺りは、やはり幻水だなあ、と思ったり、忙しいです。基本的には人間達の戦争の物語だものね、幻水。
 まあ、一番の不満は、しつこいけどジーン先生が出てこないことですが。ジーン先生の出てこない幻水なんて、珈琲豆の入っていない珈琲です(血涙)せっかくセクシーな弓矢職人が出てきた、と喜んだのに性格が残念だった…。いや、嫌いじゃないんですが、おっさんっぽい美女というのも…。
 しかし、ちょっとぼーっとしてるけど、今回の主人公はすんごい大物だよ!敵だったザヴィドというキャラと同行を申し出た際に、当然向こうは「貴様、一体何を考えている!?」と問うてくる訳ですが、それに対して「難しいことは何も」と断言したのを見て、「…何という大物っぷり…」と心底感嘆した次第です。
 そんなとよとみ軍のゲオルグ君は、オオサカ砦を拠点に現在も世界を救うべく、頑張っています。


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