PS3発売10周年記念日

　あれから10年も経ってしまったのか、というとつまりは自分の年齢に＋10歳した訳で、否応なくくらくらせずにはいられないのですが、何はともあれPS3たん、10歳のお誕生日おめでとう。ほんとSONYのゲームハードはみんな10年戦うタフなファイターですね。10年前の今日は、PS3が入手出来なくてせっかく用意した6万円を手に、しょんぼりしてたことを思い出します。
　私は腐ったおなごなので、随分と薄い本も出してきましたが（今はお休み状態ですけど）長い腐女子人生で初めて「まだ小説を１作も書いていないのにオンリーイベントに申し込む」という最初で（おそらく）最後の暴挙に出たのもあの年だった（懐かしそうな目をしながら）１０年前はカプコンが腐女子としてもゲーマーとしても好きだったんだなあ、と時の流れの残酷さに思いを馳せながら、（BASARAの）秀吉様と半兵衛様に萌え滾って６万円を全て千円札に替え、イベントに馳せ参じて本を買いまくったことを懐かしく思い出す初冬の宵でございます。

　話が腐った方向に突っ走ってしまいましたが、何度も書いてるけど初期型のPS3たんは本当に細部にまで技術者のこだわりがぎゅうう、と詰まった美しくて豪奢で素敵なハード。当時のSCEの経営が傾くのは当たり前、と素人目にも一目で知れる、そんなイカれたマシンでした。
　今でもPS4の隣に鎮座してて、毎日自動アップデートで電源が入り続けているPS3たん。もう修理も出来ないので（メーカーが部品を持ち続ける法定期間は７年だからね…）どうか壊れないで欲しい、と思いつつ、ペルソナ５で「オクムラ・パレス」をやっと攻略し終えてきゃっほう！！！な私です。２周目であの宇宙遊泳のところをまたやるのかと思うと、ちょっと辛い。