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「風ノ旅ビト」クリアしました [風ノ旅ビト]

Journey Game O.S.T.

Journey Game O.S.T.

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sumthing Else
  • 発売日: 2012/08/21
  • メディア: CD
 基本的にわたし、今までこのBlogでSONYを悪しざまに罵ったことは殆ど無い筈だ、と記憶しております。何しろながーい付き合いになるので、「初回出荷は大地雷or大当たり」「ユーザー置いてけぼりの独自規格(最近は大分ましになったけど)」「会社内の縦割体制の片鱗を垣間見る横の連携の取れなさ」等々、その手のマイナスを重々承知した上で、それでも製品を買っている訳で、それはつまり多少の不満はあれども概ね満足しているから、という訳です。
 でもわたし、今初めて声を大にして言いたい、言ってもいい?
  ソニーミュージック仕事しろ。
 …何故日本版が出てないのです、何故moraで配信されていないのです、ていうか同じSONY系列で音楽レーベルがあるのに何故そこで扱わぬ!?サウンドトラックがグラミー賞にノミネートされたというのに、とらの○なとかで一般人が趣味で作っている同人音楽CDが入手できるというのに、何故この神ゲーのサントラをゲットするのがこんなにも大変なのです?
「発売元から直接個人輸入する」という方法があるみたいなので、ちょっと考え中。
 そんな剣呑な書き出しで申し訳ないのですが、「風ノ旅ビト」を最後までクリアしました。拍手からこのゲームについてコメントを寄せて下さった方々、有難うございました!皆さま方の熱いコメントを拝見しているだけでも、このゲームの素晴らしさが解る気がします。私も「はぢめての個人輸入」にとうとう踏み込んでしまいそうです。海外のPSアカウントを取得するのはまだ勇気が足りないのですが、ああ、本当に英語さえもっと頑張っていれば…!!(血涙)ほんと英語さえ出来れば、何処の国に行っても困らないのですよね、海外に行く度に毎回思うのだけれど。
 そう心底思う程に、紛うことなき神ゲーでした。
 原題「Journey」は、「人生」という意味も含んでいるのかな、というのがクリア直前の世界に入った時から、クリア後にかけて真っ先に感じた感想でした。昔読んだ本で、確か何処かの仏教だったと思うのですが、輪廻転生について書かれたものがあって、「人は亡くなった後、V字型の狭い通路を通って再度この世界に生まれてくる(多分産道のイメージなのだと解釈されてた記憶が)」みたいな記述があったのだけれど、最後のあれを見てそれをふと思い出しました。その後に「新たな旅を始める」のがまたそれを思い出させた感じ。
 難易度は決して高いものではなく、「マリオ系アクションゲームがトラウマレベルで苦手」な私でも最後まですいすい行けたので、多分殆どの方がさして迷うことなくクリア出来ると思います。
 オンラインの仕掛けも本当に良く練られていて、一緒に旅した他の旅人はフレンド機能の「一緒に遊んだプレイヤーを見る」では解りません。EDムービーでその名を確かめることが出来るのだけれど、思っていたよりも多くてびっくり。そうか、あれは同じ人じゃなかったのか、という感じ(見た目は皆同じなので区別がつかないのだけれど、それが良い)
 いい加減大人と呼ばれて久しい年齢になった私は、「まるで人の一生を辿る旅路のよう」という印象を持ったのですけれど、まだ学生の方とかならどんな印象を受けているのかな?多分、年齢や性別、プレイした時の心境、その折々に全く違う印象を受けるゲームである様な気がします。いずれにしても、「綺麗に透き通った、本当に美しいゲーム」というのが初回プレイ時の私の印象でした。
「R1ボタンでこの旅人さんと手を繋ぎたい」と思ってしまう辺りは、やはり「ICO」の世界に少し通じるものがあるのかも。
 最近はめっきりVITAちゃんに入れ込んでいる私ですが、やっぱり据置機もいいなあ、と改めて実感。これは据置機+大画面テレビだからこそ味わえた感動であり、世界観なのだとヨナも思う!
 SCEAのサンタモニカスタジオって、ゴッドオブウォーを作ってるところですよね。勿論スタッフは違うのだろうけれど、こんなにも美しいゲームを作れるなんて、本当に凄いなあ。
 これからも暫くの間、あの世界をうろうろと漂ってみようかと思います。購入を迷っている方、マジお勧め。とりあえずPSSTOREで星5つ、をつけてくるよ!!!

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