海外で見掛けるもの

　色んな記事で「現在、海外では日本アニメや漫画が物凄い人気！」とかいう記事を見ると、毎回ちょっと「…？」に疑心暗鬼にならないでもない。そうあちこち行っている訳ではないので、偉そうに言えた義理じゃないですが。
　勿論、旅行中にテレビをつけると、日本アニメを１本や２本は必ず見掛けます。そうは言っても、海外の玩具屋さんでは余り日本のキャラものを見掛けないのはどういう訳だ。９．１１テロの前に行った、ＮＹのワーナーブラザーズショップがポケモン一色だった、という記憶はあるんですけれど。やっぱり何処の国でも圧倒的に人気なのはディズニーもの、スパイダーマンとかのアメリカンコミックもの、という気がするんですが。亜細亜圏だともっと見掛けるのかな？
　昨年行った西班牙では「不二家のペコちゃん」「ドラえもん」を至るところで見掛けたのが、私にとっては最大の謎でした。ペプシコーラとかドラえもん柄の缶がスーパーで売ってるの。やっぱり国も人種も問わず、「どこでもドア」は魅力的なのだと思う。ていうか私も欲しいよ。ああそうだ、観光客のお土産用のＴシャツで、何故か日本ものの柄は他にないのに「クレヨンしんちゃん」だけがあったのも、すんごい謎だったんですけれどね。…放映してるのか、しんちゃん…？
　この間行った伊太利亜。Ｗ杯真っ最中、ということで至るところで観光客用のサッカーの（インチキ）レプリカユニフォームが売っていましたが、そんな中に混じって何故か「ルパン三世」のＴシャツが…（複数の店で見掛ける）ルパンは人気なのか。しかしあの絵はどう見てもモンキーパンチの絵ではないし、私が大好きな山上正月氏の絵でもない。見覚えがある気がするのだが、一体誰の絵だったろう、と毎回謎に思っていた私だった。
　多分海外の人には「ジャパニーズサムライ！」ということで五右衛門辺りは人気も出そうだし、ナイスバディの峰不二子も好ましく思えるのではないか、と思った訳です。