FF7ACコンプリート版感想

　昨日のＦＦ１３体験版に引き続き、ＦＦ７ＡＣコンプリート版の感想です。
　まずはデンゼルのアニメ→ＦＦの歴史→ＦＦ７の物語、という順番で堪能しました。ＦＦ７のダイジェストはＤＶＤ版に比べると格段に良く（かつ長く）なっているのに感心。
　逸る心を抑えつつ（…この時点で、自分にやや呆れている）いよいよ本編を鑑賞。
　ビバブルーレイ！散々言い尽くされていることですが、「風に揺れる髪の１本１本までも」美しく表現ですよ！うちのテレビでは完全に堪能しきれているとは到底思えないのですが、それでもＤＶＤ版とに比べて、美しさは伝わってきました。ああああ～早く１０８０対応のテレビが欲しいな～もう機種も決めてるんだけどな～…４倍速だか何だかのモーションフローだっけ、の技術さえ搭載してくれれば、即効買うものを…！！
　以下、つらつらと感想など。

・デンゼルの出番がすんごい増えてました。
・イリーナも少しだけれど、元気に仕事している場面が追加されて嬉しい。ていうかすんごい美人だな、イリーナ…。
・レノとルードも出番が増えました。相変わらずいい味を出してます。
・ＤＶＤ版に比べて、クラウドが「大人になった」様に感じます。なんていうのかな、デンゼルに話しかけるところとか、きちんと「家族を守る大人の男」という強さを感じた、というか。なんだかティファとマリンとデンゼルに対する愛情と義務感をきちんと感じた、というか。ＤＶＤ版だとなんとなく「結局己の罪と向き合うのを怖れて、家族を捨てて逃げ出してしまった」という風に私は感じてしまったのだけれど（それはそれでクラウドらしいけど）今回はなんか「守るべきものを得たが故の、大人の男の強靭さ」を感じた様な。…単に贔屓目かもしれませんが。ていうかやっぱりすんごく格好良いよ、クラウド。主人公だから当たり前なんですが。
・セフィロスが相変わらず鬼畜で俺様で神様で（意味不明）いやもう最高。いいぞもっとやれ！やってしまえ！（深読み厳禁）…と心底思っていたのは内緒です。ていうかばればれです。
・ザックス…（涙）ああああ、しつこいけど、ライフストリームの中でエアリスに再会できて本当に良かったね（ＦＦ７のダイジェストに「４年ってなんだよ！」なシーンが入っているから、もう本当に泣ける…）
・今頃気付いている私も何ですが、ユフィは成長したと思います。特に胸の辺りが（だって７の時って本当につるぺたうわなにをするやめ）

　本編・ＣＣ・ＡＣと本当に楽しませてくれて有難うございます、スクエニ様（ＤＣは酔っ払ってしまうから、肉体的にプレイ続行不可能になったので評価対象外なのは許して…）なんていうか、本当にＦＦ７というのは「幸せな」作品だなあ、と心から思いました。ファンにとっても、おそらくは製作者側にとっても。
　こんなにも長い時間を経て、けれども未だに深い思い入れのあるファンが沢山いて、それにメーカー側が「技術と資金を可能な限り注ぎ込んで」応えてくれる。送り出されたものを受け取るユーザーとしては、本当に幸せなことです。勿論、中には「思い出の中でじっとしていてくれ」というファンの方も沢山おられるとは思うのですが、私はこの一連の作品群に心から楽しませて貰えました。
　本当に大好きだなあ、ＦＦ７、と改めて自分の業の深さを自覚しつつ、残された最後の楽しみについてふと考えてみる。…勿論、言うまでもなくＰＳ３でのリメイクなのだけれど、多分ブルーレイでも１枚には納まらないよな、と思った訳で。
　…だってＦＦ１３の体験版、１時間程度なのに５ＧＢ位らしいですよ。「１層か２層か、だけの問題だから」とプロデューサーの方は言っておられましたが、２層じゃないと絶対無理なんじゃ。