「君の欲するものを理解している」

　我が家のハードディスクレコーダーは、何年か前に買ったブルーレイでもない機種なのですが、いわゆる「お任せまる録機能」というものがついています。たとえば「猫」とか登録しておくと、関連する番組をどんどん勝手に録画してくれるのです。
　しかしながら、面倒なので今は何の設定もしていない筈なのですよ。それなのに、奴は普段録画している番組を勝手に分析し、「こういう番組を沢山録画している＝その中に出てくる人間が好き＝別な番組に彼が出ていたので録画しておいてあげよう」…という、機械に弱い凡人から見るとそら恐ろしい程の「気配り」を発揮してくれやがります…。
「なんでこんな番組が撮れてるの？」と思って見てみると、ゲストの一人にそういう人間が居たり、とか。どういう仕組みになってるんだろう、あれ…。多分機械の中にこびとさんとかが住んでいて、一生懸命働いているんだね！そうでないと説明がつかないよ！と言いたくなる位、侮れぬ機能です。
「単に小石川さん（偽名）が機械音痴なだけだと思います」ということは、思っていても指摘はせぬのが大人の女の優しさなので、ひとつ宜しくお願いしますよセニョリータ。
　ソニー系のAV機器のブログとかで、たまに「『コクーン』はとても優秀だった」と見掛けることがあるのですが（そして今「コクーン」というと、ついついFF13を連想してしまう訳ですが）コクーンもこういう機能を積んでいたのでしょうか。
　この機能自体は実に気に入っているので、もし買い換えることがあるとしても、後継機なりでこの機能を積んだものが欲しい気がします。