戦国BASARA3プレイ日記(その2)

　昨日、三成で関ヶ原に突っ込み、小早川を追い詰めている最中に突然停電。…なんか気力がなくなってしまってそのまま放置、本日PS3を再起動しました。オートセーブに対応しているせいか、「正常に電源が切られませんでした」みたいな警告が出て、もう一度PS3の電源オフ、再起動する羽目になりました。自然の脅威は恐ろしいですな。アンバサ。

　という訳で、三成のシナリオをとりあえずクリアし、続いて孫市をプレイしてみたところ、思いがけずOPムービーで「大阪城での秀吉と半兵衛の後ろ姿」の映像があったので、少しばかり幸せになりました。東軍と西軍、どちらにもつける様なので、豊臣者としては当然三成側につきます。多分、どの武将でプレイしてもそうすると思うの。

　…それにしても、BASARA3の三成は本当に見ていて痛ましいですな。「ああ、この子、本当に秀吉のことが好きだったんだなあ…」って感じで。明らかに「壊れてしまって」いるので、なんか操作していてもしんどいです。NieRのロボット山の弟が次第に壊れていくさまを見ている時に感じたのと同じ痛ましさなんですが、たかがゲームとはいえども、見ていて辛いです。
　史実なら秀頼や淀君、千姫とかまだ守る人が残されているのに、BASARA3の三成は半兵衛と秀吉しか居なかったんだなあ、本当に独りきりなんだなあ。どうやら半兵衛を亡くしてから秀吉もおかしくなったみたいなので、それを傍らで見ているのも本当に辛かったんじゃなかろうか。更に秀吉も失って、なんか父親（秀吉）と母親（半兵衛）を失った幼い子供みたいで、シナリオ的に大変辛いです。多分二人が生きている頃は物凄く幸せで（「これが秀吉様と半兵衛様の育てた兵士よ！」みたいに言うし）充実した日々を送ってたのだろうなあ。あの壊れっぷりがむしろ過去の幸せな日々を否応なく伺わせて、不憫でならない。
　でも孫市のシナリオのラストで、ほんのちょっとだけ救われた気分です。孫市が三成を貰ってくれるといいと思います。色々事情がある子ですが、幸せにしてあげて下さい。
　そんなこんなで、戦国BASARA3の石田三成像は大変新鮮であると同時に、非常に不憫でありました。大谷がいつでも素晴らしい保護者っぷりを発揮してくれているのも、少なからず救われるんだけどさ…。

　…それにしても、「武力ではない、絆よ！」と叫びながら己の拳でばったばったと敵を倒しまくっている家康の言行不一致は如何なものかと思います。秀吉も己の拳ひとつで戦ってたよ！あ、それと忠勝を出すのはやっぱり反則だよ！（涙）
　今回はひょっとして、どの話も全体的にシリアスで重めなのかな。お姫様の天然っぷりと前田夫婦の相変わらずの馬鹿ップルには和んだけれど、もっとお笑い要素が欲しいです。いやもうマジで。