ペルソナアニメ感想（第２５回・最終回）

 　半年に渡った「ペルソナ４・アニメ」もとうとう最終回を迎えました。いつもの癖で、HDレコーダーを起動した時に「次回予約」を選んだら「該当番組がありません」って表示されてしまって「…そうか、今回で終わりか…」とちょっとしょんぼりした気分。

　そんなこんなで、ラスボス戦でした。「ゲームと現実は違う！」「現実を見ろよ」的に叫ぶ鳴神君たちを見る度に、「いやでも君たちゲームでアニメな世界の人物だし」「『現実が最悪なのはお前だけじゃない』は良い台詞だけど、でもそもそも君たち現実じゃないし」とか内心思ってしまうのは我ながら大人になるってことは本当に面倒なことだな、としみじみ思いました。
　そんな中、「１２身合体、伊邪那岐大神来たー！！！！」…と（色々な意味で）感動。何しろあれはコミュが全員MAXまでいってないと合成できない難易度の高さだからね、そこに至るまでにとんでもなくお金が要るし、２周目で何とか出来たからね、と懐かしく思い出すわたし。ああ、またペルソナを合体しまくりたい！！！VITA版が楽しみで仕方ないです。

　無事に勝利して街を後にする鳴神君に、「菜々子、大きくなったらお兄ちゃんと結婚する！」と泣きながら抱きつく菜々子。可愛い、本当に可愛い。「悠なら俺も大歓迎だ」とのたまう堂上父。えーっと、悠と菜々子の関係で結婚って出来るんだっけ？？？まだ子供だった頃は、結構「何親等だったら結婚出来るんだろう」ってのは割と子供なりに深刻な問題で（おじさんとか従兄とかに子供なりに胸きゅんするから）真剣に調べたものですが、関係ない年齢になるともうすっかり忘れてしまいます。
　そしてこうやって現実的な突っ込みを入れるのはどうかと思うよ、とか色々考えつつ、完二が直斗を抱きかかえていたりしてので、完二×直斗派な私としては大変満足な最終回でした。鳴神君は結局誰とも恋愛フラグが立たないまま（強いて言うなら菜々子か）終わってしまったけど、まあ誰かと正式にくっついてしまってもゲームをプレイしてたユーザーからは「俺の嫁はこの子じゃない！」ってなるかもしれないから、これで良いのかも。
　ゲーム同様、どのキャラもほんと可愛くて、仲間たちできゃっきゃうふふしてるのが本当に楽しそうで、実に良いアニメでした。
　ペルソナ５も早くプレイしたい。楽しみ。