はじめてのかいがいつうはん [風ノ旅ビト]
「風ノ旅ビト」のサントラの通販を(販売元に直接)申し込みました。
あれはまだ三葉虫が海底をずりずりと這いまわっていた頃(つまりはとてつもない大昔という心象表現)アメリカの当時マイナーだったアメリカの某バンドに嵌った時に初めて海外通販をした時のことを思い出します。学生だったから当然カードも所持しておらず、そもそも当時はネットもなく、担任だった英語の先生に推敲して貰った拙い英文で「バンドの公式グッズが欲しいのですが、どうやったら通販出来ますか」的手紙をしたためて投函→英語で返事が来る→また担任の先生の力を借りながら翻訳→お小遣いを貯めてトレーナーとかTシャツを購入することを決める→注文→数カ月後に漸く到着、という流れだったと思います。確か郵便局で郵便為替だか何だか、で送金する手続きを取ったという記憶があるのですが、どうやったのかは今はちょっと思いだせない。
当時は(学生だったせいもあるのか)本当にそのバンドに注いだ情熱が今思い出しても凄まじいもので、(英語の)歌詞を全て覚え、担任に質問しながら歌詞を訳したりして(担任の英語教師は「お前は何故こんなに好きなことに情熱を注いでいるというのに、その英語の成績はこんな有様なのか」と嘆かれる)あれが若さというものなのだろうか(遠い目)
今はネットもあるし、クレジットカードも持ってるし欲しい!と思ったらまあそれなりに買える財力も(大人になったから)身に付けたのだけれど、それでも学生時代のあの爆発するが如き情熱をふと思い出すと、あの意味のない程の熱さが懐かしく思い出されます。