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「黒ルート」(※ブラエンネタばれ注意) [戦国BASARA]


戦国BASARA3ーBloody Angelー 7 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)

戦国BASARA3ーBloody Angelー 7 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)

  • 作者: 伊藤 龍
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2014/03/07
  • メディア: コミック


 現在月刊チャンピオンで連載中の、豊臣の忘れ形見(※公式)三成君の物語ですが、少し前に漫画家の方と三成君や家康君の中の人、カプコンのプロデューサーとの座談会が掲載されたのですよ。で、その中でプロデューサーが「赤ルートとも青ルートとも違う、黒ルートとして楽しんで貰いたい」みたいに言ってまして、確かに話は全然違うなあ、とは思ってました。

・かつて預けられていた親族宅で虐待を受け、殺されそうになっていた三成君
・そんな三成君を助けたのは、たまたま通りかかった秀吉様と半兵衛様
・家康に秀吉様を目の前で殺された半兵衛様が、ショックの余り気が触れる
・秀吉様を探そうとして暴れる半兵衛様を、豊臣軍の面々は何故か荒縄で両手両足を縛って拘束
・大阪城に戻ってきた官兵衛さんが、秀吉様を探してふらふらとあられもない姿で現れた半兵衛様を鉄の鎖で拘束、人質に
・かつての約束を守り、三成君が自らの手で半兵衛様を秀吉様の元へ送り出す

 とまあ、この辺りがオリジナル展開だったのですが、ぶっちゃけ劇場版辺りと同じ展開になる(どちらも死なない)と思ってたんですが、最新号で予想の斜め上をいった超展開がやってきました(※以下ネタばれ注意)




・石田三成、「ワシの最後の絆だ!」と訴えて歩み寄ろうとした徳川家康の目の前で自刃。
・真っ白な翼が生えた三成君、光と共に三成君を迎えにきた秀吉様と半兵衛様、刑部の元へと歩み去る。




 …いや、確かに(BASARAの)三成君は秀吉様が居ないと自動的に発狂するんですけど、まさか絆を謳う家康ゥ!を目の前で拒絶した上に自刃するとは、予想の斜め上を遥かに超えていてさすがにびっくりです。
 でも光の中に消えていった三成君が今までの全ての媒体の中で一番いい顔をしてたので(物凄く満ち足りていて穏やかな、優しい笑顔)これはこれで三成君にとっては幸せなのではないかと。残された家康ゥ!がとんでもないトラウマを背負った顔をしてましたが(まあ、目の前で喉を斬られれば当たり前なんですが)(BASARAの)豊臣家はちょっと変わった家風(お互いへの愛情が限界突破)なんで、諦めて早く忘れた方がいいと思います。三成君が心から愛していて、三成君を心から愛してくれる人達が迎えにきてくれて、其処に行けたのだから、幸せだったのではないかと(だからこそのあの笑顔かと)
 …しかし、さすがにこの展開は予想だにしてなかったわ…或る意味、よくぞ許しましたね、カプコン。
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