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「ダウントンアビー」最終回!! [日々の戯言]

 昨晩ですけれど、大好きだった英国ドラマ「ダウントンアビー」がシーズン6にしてシリーズの最終回を迎えました。このドラマは今まで「幸せの絶頂から不幸のどん底へ叩き込む」という無慈悲なシナリオが何度も展開されてきたので、最後の最後まで「…誰か死ぬんじゃなかろうか…」とびくびくしながら見てたんですが、誰も死なないまま、登場人物達が皆溢れんばかりの沢山の幸福に包まれて、大団円のハッピーエンド!でも最後の最後まで「旦那様が死ぬんじゃ…!?」とびくびくしてたのは、多分このシリーズを見てきた視聴者なら皆思った筈、ってヨナも思う!
 ほんと男の趣味が悪いっていうかダメんずウォーカーっていうか、でうじうじしてる弱い女性だったイーディスが、亡くなった婚約者から引き継いだ出版社の経営に乗り出していくうちに自信をつけて、見違える様な魅力的な女性になって侯爵家に玉の輿!だったのは本当に嬉しかった…!気位が高く、我儘だったメアリーも優しく魅力的な女性になったし、貴族制度にあんなに反抗的だったトムがいつの間にかダウントンを切り盛りする立派なビジネスマンに…!多分シリーズ中で一番酷い目に逢ったアンナと、ベイツさんの間に息子が生まれて本当に良かった…!!「ゲイであることが問題なのではない、性格が屑なのが問題なのだ」だったトーマスが心を入れ替えていい人になっていったのも驚きでした。
 アンナを襲ったグリーンと、バイオレットお婆様んちの性格の悪いメイド、あとマートン卿だっけ、の息子とその強欲な嫁以外はそれぞれ魅力的な人物ばかりで、最後まで本当に楽しめました。実在するハイクレア城は何処までも瀟洒かつ豪奢で、特に雪の中に浮かび上がる城、英国の田園地帯の光景も溜息が出る程に美しかった。わんこも可愛かった。
「イギリス行きたいー!」と何度も思ったのですから、英国をPRする、という意味でも極めて強力なコンテンツだったのではないでしょうか。ロンドンしか行ったことはないのですが、とにかくご飯が不味いなんてものじゃないレベルで不味いので(いい加減しつこい)もう二度と行きたくない、とげんなりした私ですら「ダウントンアビー」を見てると英国に行きたくなったものでした。

 まあ、大団円で終わったんですが、時期的にこれから世界大恐慌→第二次世界大戦、ととにかく「どう足掻いても、絶望。」な時代なので、そのうち公開されるという映画がどんな物語になるのか、心底不安です…。「みんな幸せに暮らしました。めでたしめでたし」で終わらせておきたい様な…。怖いからレビュー待ちでないと見られぬ、だってやっとみんな幸せになれたのだもの!!!


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