男の目線、女の目線

　おお、お二人のセニョールから「女性漫画家が面白い漫画を描けないだなんて！」とご意見をお寄せいただけるとは…！！お二方ともありがとうございます！
　前々から思ってたのですが、ぶっちゃけ高橋留美子って女性より男性ファンの方が多いよね、ってヨナも思う！！「男性ならこんな漫画を描くだろう」「女性ならこんな漫画を描くだろう」という思い込みは非常に危険というか勿体ないなあ、と思います。荒川弘氏は鋼の錬金術師も凄いけど、「百姓貴族」も凄い感性というか、もうほんと大好き。
「動物のお医者さん」だってほんと面白いですし、その編集者の方って一体どんな漫画を読んできたのでしょうねえ。根っからのバトル漫画スキーで、「拳で語り合う漫画しか俺は認めない！」というのでしたらそれはそれで仕方ない、とは思うのだけれど。

　女性という生き物は割と「恋に恋する」という時期がありまして、大娘になった今では布団に頭を突っ込んでばたばたしたくなる程恥ずかしいのですが、「いつか好きになる人が出来たら」と夢見る夢子である時期をふんわりと切り取った様な、甘酸っぱい漫画って確かにありますよね…。勿論少年漫画でも恋愛描写はあるのだけど、少女漫画だと「私は彼のどんなところが好きなんだろう？」と考え込み、そして「そうだ、私は彼のこんなところが愛おしくて、そして惹かれたのだ」という描写が胸きゅん、となる訳だったりします…。ああ、甘酸っぱい。
　漫画じゃないけど、アガサ・クリスティは女性なんですが、その編集者の人はどう考えてるのかしら…。推理ものではないのですが、「春にして君を離れ」という小説は女性ならでは、の視点で描かれていて「多分この仄かな恐怖と自省は、女性でないと解らないかも…」とぞくぞくしながら読んだものでした…。
　ほんとゲームがへたっぴーなので、技術を要しない形で支援できるゲームならきっと…ご一緒できるかと…（どんなゲームやねん）