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何が違うのかなあ [日々の戯言]

 学生時代の友達でドイツ人と結婚した子がいるのですけど、「ちょっとした夫婦喧嘩でも徹底的な議論を行って結論を出さねばならない。日本人同士ならお茶を淹れて飲んでるうちに『…まあいいか』とうやむやにされる様なすんごい些細な行き違いであっても、夕食の後で『よし、さっきの議論の続きだ。僕は〇〇だと思うけど君はどうしても▲▲なんだね?』って感じなのがとてもうざい」と言ってたのを聞かされた同級生たちは、「…さすが議論と理屈の西洋人…」と恐れおののいたものでした。
 でも基本的に発想がとても合理的で、当時はまだ日本では全く普及していなかった食器洗浄機も当たり前の様にどの家庭にもあったそうで、何か勿体ないなあ、と使うのを渋る彼女に「食器は機械が洗えるじゃないか。皿を洗う時間で家族で楽しく話し合う方がいいよね?僕と子供たちが話している間、君だけがキッチンで家事をしているなんておかしいだろう?」と言われたそうで、いやもうほんと西洋人の合理主義凄い、とびっくり。彼女の旦那さまがたまたまそういう人なのかもしれないけど、ずっと仲睦まじく幸せに暮らしてるとのことで、何よりでございます。
 そんなドイツ人は労働時間が日本よりも遥かに短いのに、労働効率が日本よりも遥かに高い、というのは前々から言われてますが、一体何が違うんでしょうねオガーザン…。わたし個人的に日本の会社を駄目にしてるのは余りにも多過ぎる会議だと思ってたりします。うちの会社がそうなだけなのかもしれませんが、毎週・毎月頻繁に開催される会議の為に面倒な資料を作らねばならない。半年に一度の全社大の部長会議や支店長会議の資料なんて、たかだか持ち時間が5分程度しかない発表時間の為に全部門の何人もの事務職が深夜やら休日やらまでかけて資料を作成。「蘭ちゃん(嘘名)この→なんだけどさー、もっとビビットな黄色にして」なんて言われてへろへろになりながら作った資料は、会議前に支店長に駄目出しを食らい、支店長を通っても本部長に駄目出しを食らい、更には本社の担当に駄目出しを食らい、最後に担当役員に駄目だしを食らう。

 欧米の会社はこの辺りどうなんですかね…。いや、そもそも弊社が駄目なだけなのか。
 はたらくことっていろいろむずかしい。ほろり。

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共通テーマ:日記・雑感

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