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割と酷い [日々の戯言]

 厨二病を患っている我々ヲタクは、ついつい自分で発行する同人誌のそこかしこに聖書とか有名な詩人(※著作権が切れているもの)の詩とかを忍ばせたりするものですが、私も良くやりました。
 今日テレビでやっていた番組の中で、「ベートーベンの『第九』を年末にやるのは日本だけ」なるコーナーがあったのです。それは以前別な番組でやっていたので知っていたし、そもそも第九は私のウォークマンにも入っていて通勤途中に時々聴いたりしています。第四楽章「歓喜の歌」の始まり、「おお、友よ!この様な調べではない、もっと心地良い喜びに満ちた歌を始めよう」って部分、私の大好きな某ジャンルの同人誌で使われてたなー、雰囲気に合っていてとても素敵でした。
 そして第九の歌詞はシラーの詩をアレンジしているもの、というのは以前知ったのだけど、あの歌詞って色々な意味で凄いと思うんですよ。「愛する妻を得たもの、真の友を得たものは来るが良い」まではいいんだけど、「そのどちらも得られなかったものは、この場から泣きながら立ち去れ」って酷くない!?ぼっちに酷過ぎない!?何故「泣きながら」という指定まであるのか、と聴く度に何だかもやもやします。
「全てのものが兄弟となる」というくだりはとても素敵だし、EUの理念を表すものとして認められたのも素晴らしいことだけど、「恋人も友達もいないものはこの場から泣きながら立ち去れ」な理念はどうかな、ってヨナも思う!!ぼっちも一緒に祝うべき!!

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共通テーマ:日記・雑感

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