恐ろしい子…！！

　テレビで台湾のオードリー・タン氏のインタビューを見てたのです。「日本の漫画が好き」と言ってたので「ドラゴンボールとかかな？」と思ってたらドラゴンボールとかと一緒に「『ガラスの仮面』も好きです」とのたまったのでカフェオレ吹いた。

ガラスの仮面 1

• 作者: 美内 すずえ
• 出版社/メーカー: プロダクションベルスタジオ
• 発売日: 2018/11/22
• メディア: Kindle版

　おお、何ということでしょう、アンバサ。まさか台湾の天才ITプログラマーが「ガラスの仮面」をお好きだとは！！そこもっと突っ込むべきところだよね、ってヨナも思う！！マヤ派か亜弓さん派か聞いて欲しいとか、「一番面白いと思った劇中劇は何ですか？」とか聞いて欲しかった。ていうか台湾でも翻訳されてるのかガラスの仮面…。
　勿論ヒロインだからマヤのことは好きなのですが、ずーっと読んでいくと実は天才だと言われている亜弓さんは「両親の七光り」と言われるのが嫌で凄まじい努力をしてあの位置に在るのだけど、マヤは正真正銘の天才なんですよね、月影先生がマヤの才能をどう思うか？と問われた後に「ほーっほっほっほ」と笑った後に「マヤ、あの子は天才よ…！！」と嘯いたように。亜弓さんが血の滲むような努力を積み重ねて得た境地に、芝居への本能だけでさらっと到達してしまう。

　そんなこんなでどの劇中劇も好きだけど、一番好きなのは「二人の王女」で次点は亜弓さんがマヤの為に復讐する「カーミラ」です。カーミラは原作小説も好きだけど、亜弓さんのイメージにすごーく合っててとっても良きかな。