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そうなりたくはないが [日々の戯言]

 すっかり大娘という年齢に達してしまい、些細なことで傷付くことはなくなった、という面で「年を取るのは悪くないものだ」と思うのですが、五輪の責任者のおっさんの台詞に「年を取るのが恐ろしい、あんな風になってしまうのだろうか」と怯えずにはいられません。
「『老害』という言葉は不適当です。森氏は老人でない頃から既にあのように駄目な人間であったのですから老害という言葉には当たりません」と絶好調で論じておられる記事を見て「そういえばそうだった」と数々の失言を思い起こすのですが、そもそもあの年齢だしなー

女帝エカテリーナ コミック 全3巻完結セット (中公文庫―コミック版)

女帝エカテリーナ コミック 全3巻完結セット (中公文庫―コミック版)

  • 作者: 理代子, 池田
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1994/09/01
  • メディア: 文庫
 前も書いた気がするのですが、個人的にこの漫画で一番印象に残っているのは、ドイツ人でありながら身も心もロシアに魅せられ、ロシア人にとって偉大なる母とすらなった卓越した政治・軍事センスを持っていたエカテリーナが、老いて老醜とでもいうべき姿を晒すさまを見て息子が「あんなにも誇り高く素晴らしい才能に溢れていた母がかくも無様な姿を見せている。あれが老いというものなのか。ならば私は老いることが、老人になることが何よりも恐ろしい」と怯えて泣くシーン…。嗚呼ほんと恐ろしい。
「ああはなるまい」と思っていても脳機能が落ちるというのはどうしようもないしなー、でも嫌だなー、とうんざりしながらも婆さんになっても「PS10(※仮)を発売日に入手するにはどうしたらええかのう」と悩むような、そんな年寄りに私はなりたい。

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