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一般人と腐女子の間に(その1) [腐女子的妄想]

 友人Aに「キングダムハーツ・ファイナルリミックス」と「ドラッグオンドラグーン」を貸し出してから結構たちます。彼女にゲームソフトを貸すと、1年位返ってこないのはいつものことなのですが、どうやらドラドラは「難しい」という理由で9章だか何だか、から先に進めずにいるらしいのです。
 お互い「マリオ系は死ぬ程苦手だからね!」「ていうかこの世にRPGがあってよかったよね!」「そうでなければゲーマーにはならなかったよね!」…という位、ゲームが下手な私たちなので、確かにドラドラは少々難易度が高かったかもしれません。
 ていうかそもそも、「君はとてもいい匂いだ」とか真顔で言うショタホモおじさんとか、赤ん坊を見て「ご馳走…いっぱい…」とか呟く食人大好き女エルフとか、「妹の純潔をどう考えているのか」とか戦闘中に話しかけてくるドラゴンとか、こうやってしみじみ文字に起こしてみると、「…一般人になんてゲームを押し付けたのだ、わたし…」と改めて愕然とするものです。うをー、済まなかった、マイン・フロイント!(Acceptの「Ball To The Wall」のビデオばりに壁に頭を打ちつけながら)日本海溝よりも深く反省します。
 友人Aは、私の内部では「アニメ・ゲーム・漫画好きの一般人」と定義されています。腐女子ではなく、ヲタでもありません。
 彼女は隔週刊の漫画を月に2種類しか買わない私と違い、妹と手分けしてジャンプやマガジンに始まる少年漫画から少女漫画、更にはレディースコミックまで月に20数種類の漫画雑誌を愛読していますが、一般人です。かつて「雑誌のごみがすっごく沢山溜まって困るんだよね」とぼやいていたので「ていうか君、漫画の読み過ぎ」と私が助言したのも、おかしな話ですが。
「セーラームーン」まではまあ理解できますが、「ウエディングピーチ」までわざわざ毎週録画して欠かさず見ていた(※社会人ならば絶対に見られない時間帯に放映していました)彼女ですが、一般人です。
 声優に殆ど興味がない私より、彼女の方がよほど詳しいですが、それでも腐女子ではありません。
 私が一度も行ったことがない(単に興味がないから)メイド喫茶にこの間行ってきたそうですが、一般人です。
 そのうち「『執事喫茶』とかいうのがあるんだって。行ってみない?」とか言い出しそうですが、その場合は仕方ないから付き合いますが。トモダチだからね!
 彼女はいわゆる「腐女子回路」というものがないのですね。だから私にとっての彼女は一般人です。
 大事な友達に、CERO18相当(自己判断)のあんなゲームを押し付けるなんて!と後悔の念にかられつつ、別なソフトを貸すべき?と考える次第。アクションゲームが苦手な人間には、「戦国BASARA2」がお勧めではないか?と思いつく。何しろカプコンがゲーム性とか攻略性とか全て排除し、とにかく「爽快感」のみを追求したソフトです。ゲーム性を求めるなら「デビル・メイ・クライ」の「ダンテさんは必ず死にますよモード」に挑戦しやがれ!…というカプコンの高笑いが聞こえてきましたが、多分幻聴だと思います。
 私でさえも何とかなったのだし、□と○ボタンを適当に押していれば何とかなると思うんですよ。

 ただ、「僕が一緒に行くよ、秀吉」「僕が君のやることを駄目っていうと思うのかい?」「やはり君は全て正しいよ、秀吉」「我と共に来るのはお前ぞ、半兵衛」「秀吉、秀吉ってそんなにあいつが大事か!?」…とかに類される、あの一連の発言を一般人である彼女が一体どう感じるのか、というのが正直不安なんですが。

 長くなるので、また明日もこの話題の続きを(苦笑)


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