謙信様。

　毎回、「何はともあれ、化粧が濃すぎるのではなかろうか」と思っている「風林火山」の謙信様です。演じている彼は、正直全く曲とかも聴いたことはないのですが（私は基本的に洋楽スキーなへびめたマニアです）まあ顔は悪くないんじゃないの、と思ってはいます。おそらく「…ていうか、あの衣装といい化粧といい髪形といい、周囲から浮いているんじゃ…」と思いながら見ている人は多いのではなかろうか、と勝手に想像する次第。でも結構嫌いじゃないのですよ。思っていたよりも存在感はある、と感心しています。
　そして「春日山城」とか出てくる度に、つい「…かすがは？」と思ってしまう訳です。あの謙信だったらかすがが「う、美しい…！」と叫んでも許して使わす（爆笑）腐れ半兵衛スキーとしては、「半兵衛が出ている時代劇が見たい」と思わないでもないのですが（どっちなんだ）イメージが違うおっさんにやられても哀しい訳ですよ。やはり「肌が白い」とか「女と見紛うばかりの美形」という歴史的事実がある訳ですから、それなりの方に演じて頂きたい。ああ、今回の謙信様は美形でいいなあ、羨ましいなあ、とジェラシー。
　かといって、「ならば、誰が演じれば卿は満足するのだ！」と言われましても、ちょっと思いつきません。誰なら半兵衛のイメージにぴったりかしら、と考えつつも、連想するのは銀色のふわふわの髪、という時点で既に日本人ではない、と気付いて敗走決定です。カプコンめ…（逆恨み）