Folding＠home、1PFLOPS達成

　PS3には「Folding＠home」という機能というんだか何だか、なものが最初から本体に備え付けられてます。これは亜米利加のスタンフォード大学の分散コンピューティング・プロジェクトというやつで、要するに世界中のコンピューターとかPS3とか、で膨大な計算を行ってしまう、という素人の私には何がなんだかさっぱり解らないけれども、何だかとんでもなく凄い時代になったと思わないかね諸君！…な機能です。このプロジェクトでは、ガンなどの難病対策などの計算だか何だか、を行っているそうなのです。
　で、この間その「Folding＠home」の処理能力が１ペタFLOPSを達成、その８割がPS3によるもの、という記事を見かけました。…えーっと、何しろ素人で阿呆な私には数字の凄さも含めて、何が何だかちーっとも解らないのですが、１０年はかかる計算が出来る様になった、ということらしいです。
　PS3からこのプロジェクトに参加する場合は、単にメニューから「Folding＠home」を選んで、後はずーっと綺麗なライトが点滅した地球儀？みたいなものをぼんやりと眺めているだけです。あの光って、リアルタイムでこのソフトを起動している状態を表しているのかなあ？亜米利加はさすがに明るいですね。
「ていうかこうやって起動している状態は、地球温暖化対策には如何なものか」…とかぐるぐる考えなくもないのですが、それでもこんなかたちで難病対策に貢献、ということが出来るのは何だかすんごいことだよなあ、といつもこの画面を見る度に思ってみたり。
　PS3は「ゲーム機としては、機能が無駄に色々ついているのではないか」と思わないでもないんですが、でもこんな形で社会貢献、って言っていいのかなあ、が出来るのって何だか面白い時代になったものだなあ、と年寄りとしては改めて感じる訳で。PSPもそうだし、PS3もそうなのだけれど、ネットワークに繋いでアップデートしていくことでどんどん機能が追加されていくなんて、PS2までのゲーム機からは考えられないことですよね。
　…今日から突然ソニースタイルでゲーム機を取り扱い始めて、「今なら新型PSPが全色揃ってるじゃん！」…とぐるぐる悩んでいる訳です。あ～多分少し待てばその辺で買えるんだよな～。でも今現在FF7CCをプレイするのに手の中が軽くなるのはいいよなあ、とまたぐるぐるぐるぐると思考が無限ループ。 「ソニースタイル限定色PSP」とか発売されそうな気がするので、もう少し待つべきだろうか…。さすがにゲーム機でそれはないかもしれないけれど、あるかもしれないし（また無限ループ）