「龍が如く・見参」プレイ日記その１

「遊女名鑑」と女王様だったり水着だったりする煩悩の女神様についつい心惹かれてしまい、プレイ開始した「龍が如く・見参」（間違えた興味）私は１も２もプレイしてないのですが、プロモムービーを見て面白そう、と思って買ったのです。
　で、ＰＳ３を起動して、４時間止め時が全くないまま、第５章に入ったところです。噂通り、本当にストーリーが面白い。こんなに「引っ張られる」物語は、本当に久し振り。ゲームの世界が日本人ならとても馴染み深い時代劇でもあるので、入り込み易いのではないかと。
　実質セガデビューソフトですが、セガの技術力に心底感服しました。とにかく、人の肌の質感、表情の表現が本当に素晴らしい。雨が降りしきる泥濘や、桜が咲き乱れる里山の美しい水田とか、本当に綺麗です。

　それにしても、桐生（というか武蔵というか）の惚れっぽさに感心しているのは私だけですかそうですか。親友（真島）の妹のところに彼の遺品である刀を届けに行って、ご飯とお風呂をご馳走になって身の上話を聞いただけで、いきなり彼女にプロポーズしているんですよ。いやもう、「お前を守りたい」と言い出した時、「え？いきなりお前呼ばわり！？」と思ったら抱擁！妹も一目惚れだった様です。そのまま実質夫婦になってしまいました。以前通っていた英会話教室で、伊太利亜系の先生が教えてくれた件の国の格言だか何だか、「男を釣るには胃袋で釣れ」という言葉を即効思い出してしまいましたよ。…うん、きっとご飯がとっても美味しかったんだね。あと美人だしね。
　その後色々あって祇園で彼女の姉に初めて逢う訳ですが、いきなり身請けする気満々です。…ていうか誘われると断れない性格なのかもしれません。いやー、桐生はすんごい漢気溢れるいい男です。格好良いです。でもどうやら祇園中の遊女に手を出しているらしいですよ。…おっかしーなー、真島の妹と巡り会った頃はあんなに純情だったのに、と思いながらコントローラーを握るわたし。
　僅か一両で己の身を遊郭に売ってしまった、幸薄そうな遥が気になります。