電気がやっとついたー！

　やっと電気がついたよ、うわあああん（涙）

　昨日、会社で仕事中に揺れに遭遇。元々震度３位まではしょっちゅうある地域なので、「ああ、またいつものか」とか考えつつ気にせず仕事してたら、横揺れ→縦揺れっぽくなってきて、「あれ、これはやばい？」と思った瞬間には机の下に潜ってました。パーテーションが次々と倒れ、書類を仕舞っている重いロッカーが１メートル位ずれて、あちこちの机から書類やデスクトップ型PCが落下して散乱。電気も消え、非常用の避難誘導等が点灯。
　揺れが収まったので机の下から出て、フロア内部の惨状に茫然。強い余震が何度も続いたので、貴重品を持って屋外に一応避難。たまたま淹れたばかりの珈琲を背中に被ってしまったことにも、同僚に指摘されるまで全く気付きませんでした。
　同じ建物でも、２階辺りは殆ど被害がなかったのだけれど、上に行く程凄い有様だった…。更に上のフロアは凄かったです。

　にゃんこを心配しつつ家に帰ってみれば、いつもは必ず出迎えてくれるのだけれど出てこない。探してみれば、炬燵の中でがたがた震えてました。今でも怖いのか、様子がおかしいです。
　予想通り食器棚から色々落ちているし、天井まで突っ張り棒があって耐震対策になっている、という触れ込みの書棚が２台倒れてCDと本が物凄いことに…。デスクトップ型のVaioちゃんもモニターが転落＋本体が倒れる（元々本体は床に置いてありました）
　押し入れの戸も外れて倒れ、寝室のテレビは落下。リビングのテレビはブラウン管故の０．１トンの重さが幸いしたか、ずれはしたものの何とか落ちはしませんでした。
　ライトがあったけれど、停電がいつ終わるか解らなったので昨日は早めに寝てしまうに限る、と愛猫と二人、とっとと寝ることに。５分置き位に起きる余震が怖くて、眠りが浅かったです。

　親というか、我が家の代々の教えで「風呂の水は、入れ替える直前まで絶対に抜くな」というのがあるのですが、今回心底その言葉の意味を実感…。余り実行してないというか、洗える時は洗っちゃってたんだけど、今回はまだ水が残ってました。今も断水が続いているので、トイレに風呂の水が使えるのが本当に助かった。おばあちゃんの教えだかお爺ちゃんの教えだかわからないけど、これからは絶対に水を残して、早めに洗うのは辞めるよ！父方の生まれ故郷が大地震＋大津波に見舞われた土地なので（その後も何度も大地震に見舞われてる）その経験からの言葉だったんだなあ、と解ってはいたんだけど今しみじみと実感してます。
　電気はついたけど、まだ断水状態です。多分、まだ市内全域では電気が復旧してないせいなのかな。水を買っておくべきだった、これは本当に失敗した…。ジュースとかお菓子とかインスタントラーメンはあるけど、水は買ったつもりで買ってませんでした。
　あと、何年か前に買ったきり封も開けてなかった手回し充電機能付きラジオ（ライトも使える）が役に立ちました。ただ、これは「携帯電話の充電もできる！」という触れ込みで買ったんだけど、今の携帯だと使えない…コネクタを買っておく必要がありそうです。

　電気がついたおかげで漸くテレビやPCを使える様になり、どれ程酷い地震であったのか、初めて知りました。ただただ、自然の猛威に茫然と言葉を失うばかりです。救助を待つ方々が、皆助かります様に。