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このままホラーで [PS4(ソフト)]

 フレの方々がメタルギアを楽しんでおられる中、「フレは誰一人としてプレイしてない…」としょんぼりしながら「幸福な消失」の2周目を攻略サイトを見ながら進んでいるわたくしです、皆さまこんばんは。

 色々物語を紐解いていくと、「このまま同じ舞台で、今度はその消えていく過程をゲーム化したら楽しそうじゃね?」とか思いました。つまりはホラーです。或る意味でバイオハザード的な現象ですが、それ以上に始末が悪いっていうか、「どう足掻いても、絶望。」感がひしひしと漂ってきて、なかなかいいホラーになると思うのですが(※ネタばれっぽいところがあるので、御注意下さい)

 1984年、ロンドンから遠く離れた場所に位置する、鄙びた穏やかな農村、ヨートン。小麦の収穫期を迎えた美しいこの村に、小さな異変が起きていた。
 ガーデニングをこよなく愛するイギリスらしく、手入れを施した各々の美しい庭園の芝生の上で、野鳥が息絶えているのがしばしば目撃される様になったのだ。やがて村人の間にも体調を崩す者が出始め、一軒しかない診療所は連日大変な混雑に見舞われる。診療所のウェード医師は、村人達の病状は彼の知るいかなる病気にも合致しないことを奇妙に思いつつ、黙々と治療に当たっていた。

 やがて病に冒されていた者達が、ひとり、また一人と誰にも気付かれぬまま消えていく。
 飲みかけのお茶が、まだ温かいままで。風景を描きとめたキャンパスの絵の具は、つい先程まで筆を走らせていたのが一目で解る程だ。バーベキューを楽しんでいた薪は、まだ白い煙を燻らせている。
 消えていった者達は、誰一人として戻ってはこない。大人も、子供も、生まれたばかりの赤子さえも。
 異変に気付いた村人達が村を出ようとしても、道は全て封鎖されて逃亡することはままならない。
 得体の知れぬ不安に怯えながら家に閉じこもり、固く鍵をかけて扉を閉ざす。

 けれども「それ」はやってくる。ぞわりと這う様に、全ての家に、誰の傍にもやってくる。

 

 

 … 何故なら、「それ」が潜むものは。

 

 

 

 つまりはこういう話なので、十分ホラーに成り得ると思うのですが、駄目でしょうか。
 SCE公式の「世界が終る時、初めて気付く。人生は儚く、美しい。」ってキャッチコピーを考えた人は、このゲームをプレイした上でこの美しいキャッチコピーを考えたのか?というのが私が気になっていることです。遊んだ上で「これだ!」と思われたのなら大変申し訳ないっていうか、私が無駄に怖がりっていうか考え過ぎっていうか、なのかもしれない、とちょっと反省しました。

 …。

 ……。

 いやいやいや、どう考えてもやっぱり怖いよ!!!(涙目)


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