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アウトブレイク的な [日々の戯言]

 出社したら、私だけではなく同じフロアの社員が何人も風邪を引いてました。これはつまりアウトブレイク的な、というかバイオハザード的な、というか。最初に風邪を引いてた社員も結構時間が経つのに未だにかなり辛そうだし(私などよりよっぽど症状が重い気がする)普通の風邪なのでしょうか。マイコプラズマとかプール熱とか、そんな感じの飛沫感染の病気の様な気がしないでもない。
 というと小石川さん(嘘名)としては小松左京の「復活の日」を思い出して、ほんのりと背中がぞわぞわしたりするのですが、あれは本当に怖いよね…。「たかが風邪で」と世界中の皆が思っているうちに、その「たかが風邪」で全人類が全滅するのだものね…。
 小松氏の大作SFには必ずといい程出てくる「必死に巨大な災害と闘う、名もなき市井の人々」が私はとても好きなのだけど、「復活の日」は感染が拡大してほぼ全ての機能が麻痺した状態の中、診療所で必死に治療に当たっている老医師が好きでした。私は煙草は苦手なのだけれど、この医師が何十時間もひたすら延々と注射を打ち続けているうちに体中強張ってしまって、見かねた若手の医師に「少し休んでください」と言われても手がぶるぶる震えたまま所在なげに佇んでいると、通りかかったベテランの婦長が何も言わずに医師のポケットから煙草を出して一本咥えさせ、さっと火をつけるシーンが凄く好きなのです。久々に吸ったその1本でたちどころに震えが止まり、「美味い」とほっと安らいで婦長に「ありがとう」と心から感謝する台詞が、どれ程長い間激務に耐えてきたのか、と伺えて。今の時代なら「医者のくせに煙草を吸うなんて!」「婦長に煙草に火をつけさせるなんて、水商売の女じゃあるまいし!」って叩かれてしまいそうですが。
 喉は痛いしまだ声もがらがらだし、ではあるけれど、大分楽になってきました。明日はまだ暑いみたいですが、明後日辺りからは関東は梅雨の戻りの様に気温も下がる様なので、それはそれで温度差がきついけど、それでも暑いよりはまし!と思うことにします。皆さまもお体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ!

 拍手からコメントくださった方、ありがとうございます!

 お気遣い本当にありがとうございます!大分元気になって参りました。
 人間、気が張っていると病気にはならないものですよね。小林まこと氏が新人賞受賞の電話を受けた時、ちょうど酷い食中毒で40度以上の高熱と吐き気にうなされていたそうなのですが、受賞の電話を受けた喜びの余りあっという間に40度以上の高熱が一気に平熱に下がる、という経験を漫画で描いておられましたが、多分気力れば色々出来てしまうのが人間の底力なのかも?
 まだ銀英伝のアニメは見れてないのですが、「えええ?」な終わり方なのですか…なんだか見るのが怖くなってきました(涙目)学園BASARAも秀吉様と半兵衛様の情報が出てこないし、色々しょんぼりです。



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