毎回のことなのだけれど

　何日か前に新型コロナウィルスについてテレビで解説してた専門家だという方が、ものすごーくのんびりと「患者数はたいしたことはないし感染力も低く死亡率も低い、全く心配する必要はありません」ときっぱりと断言してるのを見て「えええええ、でも中国だよ！？SARSの時の惨状を思い出す限り、絶対これ隠蔽してるよ！！何十倍も患者がいるよ！！」…と思ったんですけど、皆さまも同じことを考えていたであろう通り、やっぱりそうだった。
　そして毎回のことなのですが、この光景を見る度に小松左京の「復活の日」を思い出す訳です。「たかが風邪じゃない、大袈裟ねえ」と言っている間に人類が絶滅していくのほんと怖かった、と改めてしみじみと思い出しながら今回も怖いなー、よりによって春節という最悪のタイミング…。
　大山鳴動して鼠一匹出ず、ということになればいいのだけれど。