ひたすら美しかった

　昨日の金曜ロードショーで「ローマの休日」を恥ずかしながら前編通して初めて観ました。有名なシーンを断片的に見たのとストーリーは知っていたけれど全部見たのは初めてだったのです。
　最後まで見た感想は、とにかくオードリー・ヘップバーンがひたすらに美しくて可愛くてずーっとうっとり。王女として在る時の凛とした高貴な姿、街中での天真爛漫なキュートな姿。女優さんてほんと凄い。
　デジタルリマスターって凄いなあ、モノクロなのに全然気になりませんでした。少し前に金曜ロードショーがリクエストを受け付けていたので、私は「禁じられた遊び」とか「バーフ・バリ」とかリクエストしたんですけどこんなご時世なので「禁じられた遊び」を放映して欲しい。でもあの映画、私が子供の頃映画スキーだった父親が「この映画だけはどうしても見せたいから」と大晦日以外では生まれて初めての夜更かしを許されて観た映画なんですよね…。どんだけ古いんだ！って話。
　幼かった小石川さん（偽名）はラストシーンで余りの悲しさにわんわん泣いたのですが、あれほんと映画史上に残るラストシーンだと今でも思います。