芸術家とはそんなものだと解ってはいるけど

　非常にメンタルがやられる記事を読んでしまい、ちょっとしょんぼりしています。
　そもそも考えてみれば芸術家に人格者など居よう筈もないというか、他人への思いやりなどを全て己が追及する芸術に突っ込んだからこそ素晴らしい芸術作品が出来上がったのあろうな、というのは凡人であっても想像がつくのですが。作品のクオリティと作った方の人格は全く別物だと割り切れる程度にもう大人ではあるのですが、それでもただただ食い物にされたり虐げられたりしてきた方々が本当にお気の毒で仕方ない、と胸が痛むのはいかんともし難く、かつてはあれ程好きであったあの作品ですら見ることに何とも言えない感覚を味わってしまいます。