ここにヲタクはいません眠ってなんかいません

　今日の午後、うちの会社の偉い人が内線で何やら打ち合わせをしていたのですが、どうやら明日の午後に会議を入れたい、と先方から申し出があった模様。
「明日の午後っていうか夕方？駄目だよ、俺は明日『閃光のハサウェイ』を観に行くんだから。は？映画だよ映画！！もうコロナのせいでずっと待たされてんだよ！！」
　…貴殿がヲタクであられたとは、寡聞にして知らなったのですが相手が電話の向こうでものすごく面食らってるのが小生にも伝わって参ります。電話を切った後、「みんな『閃光のハサウェイ』知ってる？」と私たちに振られてもほんと困ります。「ボクシングの映画とかですか？」とか若い女子社員が答えたり若い男性社員もガチで困った顔をしてるじゃないですか。「小石川さん（仮名）は知ってるかい？」「はあ、確かガンダムの映画ですよね。この間テレビで紹介してるのを観ました」「あっ、やっと知ってる人がいた！！シャアとアムロが（何を言ったか覚えてないですごめんなさい）」「あのう、わたしガンダムは主人公がアムロという名前でガンダムに乗ってて敵の赤い服を着た人がシャアという名前で赤いロボットに乗ってる、という程度の知識しかないです。大昔に最初のシリーズを一度見たきりなので記憶が余り残っていません。ごめんなさい」と答えたら目に見えて意気消沈してしまわれました。
「うちの会社って前々から思ってたけど、何処の支店に行ってもオタク少ないよね！！」と仰るので「車とかゴルフヲタクとかは多いですけどアニメやゲームヲタクは昔から割と少ないですね。多分社風なんじゃないでしょうか」という私が昔からずーっと気になってたことを申し上げました。ほんと少ないんだよなあ、なんでだろう。ゲーマーなんて殆どいないんですけど、多分残業が多過ぎてプライベートで時間を喰うものに嵌ってられないのかもしれません。
　はー、誰か会社の同僚と思いっきりゲームの話がしてみたい。