「体験版では伝わらない」こと [風ノ旅ビト]
「rain」は1200円じゃなくて1500円だよ、と自分の打ち間違いに気付いたのだけれど、己の馬鹿さ加減を「馬鹿な女よ!」と自戒する為にも、昨日の記事は直さないでそのままにしておきます。PS3DL専用ソフト「rain」は1500円だよ!もう予約しちゃったよ!!
体験版をプレイしてみてから、とか思ったのだけれど、思えば「風ノ旅ビト」もあれは最初に体験版をDL、解除キーを購入、って流れだったけど、ぶっちゃけあのゲームに関しては、体験版はプレイしてもあんまり意味がない様な…。例えば「討鬼伝」とか他のソフトは体験版をプレイしてみて自分に合うか合わないか、ってのを判断できるんですが(ちなみに「FolksSouls」なんかもそれで買ったんですけど)「風ノ旅ビト」って体験版でいけるところと、その後は余りにも違い過ぎるというか、何というか…。オンラインでプレイしてなんぼ、なソフトだけれど、これも優しい旅ビトさんに会えるか否か、で随分印象も違う気がするのですよね。プレイ日記で書いたけど、わたしまだ赤ビトだった頃に「親友」のトロフィーを取らせてくれた外国の旅ビトさんがとにかくお優しい方で、本当に素敵な旅をご一緒させて頂きました。雪原で描いて貰ったハートマークには、本当に感動したよ!
今でも相変わらず時々プレイし続けてるけど(短い時間でプレイ出来るから有り難い)必ず誰かとお会いできるし、「こんにちはのあとはすぐにさようなら」の方もいれば、「ただひたすらに一人で進んでいく」方、「もたもたしていると待っててくれる方」本当に色々な旅ビトさんがおられて、毎回新鮮な気持ちになれてすっごく楽しい。ゲームがへたっぴーだから、相変わらずスライダーのトロフィーだけ、どうやっても取れないけどね!!!(血の涙)
白ビトさんで出掛けた時は、まだ1周目の赤ビトさんに出会ったらシンボルの場所までぽわぽわ言いながらご案内してみたり(私もそうやって教えて頂いたから)石魚から逃げるタイミングでぽわぽわ言ってみたり(何故ならば私も以下略)
サムドラをプレイしている割に、未だに「オンライン怖い」という気持ちがまだ何処かにあるんだれど、「風ノ旅ビト」はこんなに緩やかで優しくて、でも強く繋がるオンラインのかたちがあるんだなあ、って心から感心しているゲーム。またこんな風に心をぎゅんぎゅん揺さぶられる様なゲームに出会えたらいいなあ、って思います。だからこそ、ゲームが止められない訳で、これってとっても幸せなことだよね。
君と旅する [風ノ旅ビト]
遺跡に降りて、最初のシンボルを取っていたら白ビトさんに遭遇。「こんにちは!」的にお互いにくるくる回りながらきゅっきゅっと挨拶を交わし(つまりは○ボタン」ふわふわと漂いながら、仕掛けをどんどん発動。この方は同行したい方かしら、それとも自分のペースで行きたい人なのかなあ、と思っていると、橋の下で待っていてくれたので、同行してくれるみたい、と判断。
そのままきゃっきゃうふふ、と○ボタンで会話(したつもりになりつつ)先へと進んでいきます。何処の国の方なのかなあ、と思いながら最後の最後まで楽しく旅路を御一緒させて頂きました。
久々に旅に出る [風ノ旅ビト]
今日で連休も終わりですね。明日からまた仕事なのかと思うと、少し、いやかなりうんざりするのですが、会社に行かねばならぬからこそ休日が輝くのであって、ていうかそもそも仕事しないとうちの猫共々ご飯が食べられない訳ですよ!
そんな飼い主の葛藤など勿論知る由もなく、相変わらずうちの猫は寝てばかりです。ぶっちゃけ一日のうち何時間起きてるんだろこの子、といつも猫に対しては思うのだけれど、まあ多分猫は猫なりに悩みもあるのでしょう。多分。おそらく。
そうやって寝とぼけている猫の傍らで、久々に「風ノ旅ビト」をプレイしました。寺院に入るところのデータがあったので、それでEDまで、その後また最初から。寺院でお会いした白ビトさんは、大変クールな方で、我関せずというか最初にちょっと挨拶しただけで先に進んでいかれました。その後、雪山でお会いした白ビトさんとは、一応最後の門をくぐるところまで一緒にプレイ。今回、初めて気付いたのですけれど、最後の滝を登って降りる辺り、あの辺はもう×ボタンを押しても飛べないのだけれど、傍らに旅ビトさんが居て、触れあった時だけはふわっと空に飛びあがれるのですね。一人だけだと飛べない、でも一緒なら飛べるんだなあ。
…ああ、まさしくこれ、人生そのものだよね。ほんと良く出来てる、と感心しました。
それから最初に戻ったのだけれど、「久々に赤ビトさんで旅をするか」と出掛けていってお会いした白ビトさんがとても優しくて親切な方でした。のたのたしてたら待ってくれて、ほんと有難う!って感じです。そして改めて砂漠の砂が本当に美しいことに気付いたり、雪山ではマントに細かい雪がところどころくっついていることに気付いたり、どんだけ凝って作ってるの、これでは確かに納期に大幅に間に合わなかった挙句に会社が一度倒産した、ってのも止むを得ない話なのかも、と思ったり。
拍手からカグラについてコメント下さった方、有難うございます。俗に言う、「衣装破壊システム」ってやつですよね、あれ(笑)私が憎んでいる私の積みの中にも同じ様なPSPの某ゲームが初回特典付であるんですが、まだ開封してないっていうか何というか、「ママキタボタン」が実装されてる様なゲームを何故買ったのかわたし。
何はともあれ、カグラのあまじょんの商品説明が凄いっていうか何というか、何処から突っ込めばいいのか解らない。
「全てを脱ぎ捨てても守りたい。」
いやまず服は着ようよ!!!全てはまずいよ、人として!!
…まあ、我々女も勿論哺乳類ですし、たゆんたゆんは嫌いじゃないと思うのですが、あんまりキャラデザインが好みではないので、手を出してないのです。…好みじゃなくて良かった…!!!(心底安堵。色々な意味で)
体験版 [風ノ旅ビト]
「風ノ旅ビト」GDC Awards6部門制覇 [風ノ旅ビト]
GDCってゲーム製作者のイベントでしたよね、確か。このBlogを書き始めて間もない頃、「ワンダと巨像」が7部門だか8部門だか受賞!って書いた記憶があるのですが、多分それと同じかな?
「Game of the Year」部門を含む、グラフィックやら音楽やら、ノミネートされた全部門で受賞ということで、ほんと海外で賞を取りまくってますね、「風ノ旅ビト」
しつこいけれど、本当に「これから先、沢山のゲームや漫画や映画、小説とかを見るだろうけれど、二度とこんな作品には巡り会うことが出来ないかもしれない」と思った程の「作品」であったので、称賛されまくり、なのも頷けるというか、何というか。
Game雑誌やサイトの編集者の方にしても、今回のGDCの様にゲーム製作者の方にしても、皆さんもう大人な訳で、大人であるが故にこのゲームが心の琴線を掻き乱すんじゃないかなあ、って思ってみたり。多分わたし、10代半ばの頃にこのゲームをプレイしたとしたら、今とは全く違う印象を受けたと思います。
大人になると、大人であるが故の悲しみとか苦しみとか、色々あるからのう(遠い目)
裏世界 [風ノ旅ビト]
前々から気になっていた「風ノ旅ビト」の「裏世界」ですが、「祭壇」のステージが行きやすい、ということを知ったので、頑張って行ってみました。
そうして漸く入れた念願の裏世界は、何というか、「あれ?これってバグ?」と思った程に空虚というか荒涼としておりまして、うーんと遠くに山とおぼしき景色が見えてる様な、不思議な世界でありました。
2度入って、2度とも暫く進んだところで画面がブラックアウト、そのまま操作出来なくなってしまったのですけれど、これって意図的に作られた世界ではなくてバグ的なものなのかなあ、と思ってみたりして。
このゲーム、製作者の方が「ペルーのマチュピチュを旅した時に構想が浮かんだ」っていう記事を何処かで見掛けて、ああ、そういえば旅ビトさんの格好ってインカの人達っぽくもあるなあ、最後の「天空」ステージも確かにマチュピチュっぽいかも、と納得したりして。
何度も書いてますが、わたしあの「天空」のステージで流れるBGM「Apotheosis」の、クライマックスの辺りがもう本当に好きで好きでたまらないのです。滝の辺りで流れる部分で、余りの美しい旋律と盛り上げ方の巧みさに、涙が浮かんでしまう。そして何とも言えない感情が胸に去来するのを感じつつ、滝はでっかい布魚さんに載せて貰って途中までふわあ、っと昇っていくの、凄く好き。
御一緒したい [風ノ旅ビト]
拍手からコメント下さった方、有難うございます!P3Pを楽しんでおられるとのこと、情けないプレイ日記でも気になって手に取るきっかけになったのでしたらとても嬉しいです!!女性主人公も楽しいですが、ゆかりちゃんとホテルに入れたりして(笑)男性主人公も楽しいですよ!是非両方楽しんでみて下さいね!
そして「風ノ旅ビト」に苦戦されておられるとのこと、ああああ、「マリオ系アクションは本当に地雷、大地雷」…なのは私も同様ですので、お気持ちは大変良く解ります!けれど、本当に素晴らしいゲームですので、是非EDまで辿り着いてみて頂けたら…!!このゲーム、「世界中の誰と出会うか解らない」「出会いたいと思っても出会えるものではない」というのがゲーム性に大変マッチした根幹の部分だとは解っているのですけれど、「御一緒したいなあ」って方と一緒に旅と出来ないのは辛いです。へったっぴーな私ですが、是非御一緒してご案内したい。天界ステージの、清冽に澄み渡った山の大気の匂いさえテレビ画面越しに伝わってくる様な、あの美しい雲海を御一緒に飛び回れたら(涙)
もしどうしても先に進めそうになかったら、どなたか慣れた旅ビトさんに連れていって頂くのが一番いいと思います。
・プレイ直後のステージで輝くシンボルを2個取っておく
・次のステージ(橋を掛けるステージ)は下に降りてから左の方へ少し進むと、岩の影にシンボルがあるのでゲット。そのまま橋と並行に進んでいくと、突き当る壁の、砂が流れている奥で少し見辛いですがその奥にシンボルがあるのでゲット。この二つは飛ばなくても取れるシンボルなので、これで大分スカーフが伸びると思います。この二つを取ったら、あとはオンラインで他の旅ビトさんがやってくるのを待って、誰か現れたら一緒についていくと案内してくれると思います。白い服を着ている旅ビトさんは全てシンボルを取った旅ビトさんなので、シンボルの場所を知っていますから親切な旅ビトさんなら多分ステージ毎にシンボルのある場所に導いてくれる筈。
・マリオ系アクションが地雷な我々にとって、最初の難関である砂漠の後のステージで高台に飛び上がるところで苦労しておられるのでしたら、「布魚が大量に集まっている真ん中で○ボタンを長押しすると旅ビトさんがきらきら光る超ジャンプになって飛距離が伸びるので、そのまま高台にジャンプ」慣れないうちは、高いところに見えるシンボルを取れなかったら、諦めて先に進んでしまっても良いと思います。スライダーで落ちてくる時に、右方向へスティックを押していると、運が良ければそのままシンボルのあるところにふんわりと落ちることも出来ます。
・もし祭壇ステージ(ぐるぐる回ってジャンプしながら仕掛けを解いて、水位をあげていくところ)で積んでおられるのでしたら、「誰か慣れた旅ビトさんを待って、仕掛けを全部動かして貰う」でいいと思います。…私がそうでした。
基本的にオンラインで少し待っていれば誰か現れると思いますので、慣れないうちは「現れた旅ビトさんの後をただひたすらについていく」というだけでもシンボルの位置を教えて貰えたり、ジャンプの手助けをしたりして頂けると思います。最終ステージからEDに掛けての流れは、本当に「…苦労した甲斐があった…」と涙するばかりに素晴らしいので、是非とも世界中のどなたかと○ボタンを押してぽわぽわと会話しながら先へと進んでみて下さいませ。
裏世界 [風ノ旅ビト]
本日も「風ノ旅ビト」で1周+半周、してみたのですが、やはり砂漠で2度共シンボルは光輝く軌跡と共にやってきました。くずれた壁っていうか塀みたいなところの上の方にあるシンボルで、2回共白ビトさんと二人でその場所に向かう目の前でやってきたので、今まで気が付かなかっただけなのかなあ?
本日の2周目は、「裏世界」とやらがある、と聞いたので、橋を掛けるステージの「この辺りにあります」って見た辺りでずっと一人でうろうろしてたんですが、突如現れた白ビトさんが意図を察したたのか、連れていって下さろうとしたのですよ。…でも、わたしゲームがへたっぴーなものだから(涙)30分位延々と昇ろうとしてぽわぽわしてたんですが、とうとう諦めてそのまま先に進みました。その後もスライダーの後に着く、えーっと、廃墟というか遺跡というか、でも裏世界に連れていって下さろうとしたのかな、ここでも30分位延々と二人でぽわぽわ言い合いながら何とか先に進もうとしたのですが、またもや断念…。本当に一生懸命教えようとして下さったのに、申し訳ないやら情けないやら。その後、地下通路ではぐれてしまったのですけれど、何処の国の方だったのだろう、ほんと優しい方だったのに申し訳ないです。…一周目御一緒した方々は、ポルトガルとメキシコとアメリカの方でした。
わたし何時か裏世界に行けることがあるのかしら、と哀しい気分で思った今日この頃です。
拍手からコメント下さった方、有難うございます!あの布のお魚は「チベットとかの仏教寺院にある旗を連想するなあ」と常々思っていたのですが、「タルチョ」というのですね、有難うございます!!!
まだまだ色々な謎というか、世界が隠されていそうですが、せっかく連れていって下さろうとしているというのに、自分がゲームがへたっぴーなばっかりに(涙)…「マリオ系アクションがトラウマレベルで苦手」が此処に来てイタイことになっています。哀しい。
光輝くシンボル [風ノ旅ビト]
今日も「風ノ旅ビト」でふわふわと旅していたのですが、砂漠で赤ビトさんと御一緒しながらシンボルを取りに行こうとしたところ、光輝く軌跡を描きながらシンボルがやってきました。クリア後に光が色々なダンジョンを回っている、まさしくあれ。そうか、シンボルはこんな風にしてこの世界に存在しているのですね。目の前で見たのは初めてだったので、ちょっと感動。
あのシンボルは一体何を意味しているのかなあ、人生の色々な節目かなあ、とか想像を巡らせるのもまた楽しい。或いは、その人生が刻んだ痕跡の様なものなのかな。
その後、祭壇で御一緒した白ビトさんが大変フレンドリーな御方で、ふわふわ水の中を漂いながらお互いのスカーフをくるくる巻きつけ合ったり、ぐるぐる泳いだりしてました。「ほほほ、捕まえてごらんなさーい」「あはは、待てよ、こいつぅ!」…状態です。すんごい楽しかったです。
SCEAでリリースされているのにオリエンタルな雰囲気だなあ、と思ってたのですが、メインで作った方は中国?台湾?の方なのですね。道理で、最後の天界とも涅槃ともつかぬあの場所が、どことなく中国の水墨画(日本の水墨画と中国の水墨画って明らかに違うよね、当たり前だけど)を彷彿とさせるなあ、って感じた訳だな、と納得。そもそも「輪廻転生」だとしたら、東洋というか仏教の発想だろうし。
今回の旅路を御一緒した方々は、クリア後に「一緒に遊んだフレンド」で確認してみたら、ドイツの方とイギリスの方とアメリカの方と韓国の方で、日本人が一人もいなかったです、珍しい!大変ワールドワイドな旅でした。いつも楽しい旅を有難う、世界中のPSNの皆さま達。
就寝前 [風ノ旅ビト]
平日だと次の日の仕事に差し障りがあっても困るので、寺院から始めてみたり、その辺りは時間を見ながら調整したりしているのですが、行き先を好きに選べるのはほんと有り難い。でも途中で旅ビトさんにお会いすると、大抵は「一緒に行こうよ!」となる訳で、そうなると最後まで御一緒したくなるから時間はマジ重要。
昨晩お会いした赤ビトさん(…「もう白ビトでは旅に出ない」って言ってたくせに、結局白いお洋服が着たくてへたっぴーなくせに白ビトさんで出掛けたんですよこの女)がすんごい初々しい方で、まだ2周目なんだなあ、と思っている私の周りをくるくる回って喜びを表して下さって、「…ごめん、期待させて本当にごめんなさい、わたし本当にへたっぴーなんだ…!」とコントローラーを握りながら内心で謝ってしまいました。
でも地下水路とか寺院で壁画やシンボルのところにご案内出来て、その度にまた喜んでくるくる回ってる赤ビトさんがすんごい可愛かった。
でも最後の最後の山頂付近ではぐれてしまって、白い崖のところでぽわぽわ呼びながら10分位待ってたのだけれど、お姿が見えない。諦めて奥へと歩きだしたら、少し先を歩いている赤ビトさんの姿が!その方が、ずっと一緒だった方なのか、それともたまたま此処でお会いした方なのか、それは模様だけでは解らなかったけれど、それでもぽわぽわと○ボタンを連打しあいながら、最後の道を並んで歩んでいったのでした。
そうやってコントローラーを置いた後にベットに入ると、とっても優しい気持ちで眠れるのですよ。うーむ、ほんと良いゲームに出会えました。幸せ。
グッズ化 [風ノ旅ビト]
拍手から「風ノ旅ビト」のグッズについてコメント下さった方、有難うございました。そうですか、版権を持っているのはSCEの方なのですね。ということは、こう言ってもいいのですね。
SCE仕事しろ。
…あんまりこういうことは言いたくないのですが、せっかくあんなに良いものを作ったのだし、沢山の栄誉ある賞を受賞しているのだし、「とりあえずダイナミックテーマだけ作っときました」じゃなくてですね、アイテムとして手元に残るものが欲しいなあ、って思います。
傍から見てるとほんと、SCEっていう会社は力を入れるところが掴みどころがない印象。「ダチュラ」とか「重力的眩暈」の時とかにメディアの担当者にわざわざ贈った曰くありげなアイテムとか、民家で拾ってきた机を使いながら作ってたのだという「東京ジャングル」とかにあれだけCMを流しまくったりとか(しかし「東京ジャングル」って地味に難易度高いよね…ポメラニアンがすぐ餓死しちゃうんだ…)FFとメタルギアの25周年にすんごいキャラ弁を贈っている反面、ファルコムみたいな小さな会社にも「軌跡シリーズ25周年おめでとう」って高そうなカステラと胡蝶蘭を贈ったりとか。
なんというか、「稼げると思ったら稼ごうよ!もっと突っ込もうよ!」と歯痒く思うことが多々あるというか、基本的にやはり技術者の会社なのだろうか、と思わんでもない。
ICOでもワンダでもグッズを作らなかったのだし、旅ビトさんグッズも作ってくれないのだろうか。もし自分が器用だったら、夜なべをして旅ビトさんストラップとか作るのに。無念です。
「風ノ旅ビト」がまたもや栄冠 [風ノ旅ビト]
欧米?のゲーム業界の人達が結成した団体Academy of Interactive Arts & Sciences(通称AIAS)選定による、通称DICEアワードの2012年の受賞ソフトが決定したのですって。「ゲーム業界のアカデミー賞」と言われている賞らしいです。
最優秀ゲーム/カジュアル: 『風ノ旅ビト』
最優秀オリジナル楽曲: 『風ノ旅ビト』
最優秀サウンド・デザイン: 『風ノ旅ビト』
最優秀革新的ゲーム: 『風ノ旅ビト』
最優秀オンライン・ゲームプレー: 『風ノ旅ビト』
最優秀美術: 『風ノ旅ビト』
最優秀ゲームの方向性: 『風ノ旅ビト』
最優秀ゲーム: 『風ノ旅ビト』
8部門受賞とか、凄いですね。これって「ワンダと巨像」も何部門か受賞した、という賞かな?しつこく書いてますが、本当にすんごいゲームであるので、この結果も当然だと思います。生まれた国は違えども、あの世界から受ける感動は同じなんだなあ。
個人的な感想なのだけれど、「風ノ旅ビト」の雪山を超えた後に山頂へと至るあのステージは、今までにプレイした全てのゲームの中で「最も美しい」ステージだと感じました。勝手な解釈だけれど、あのステージは「肉体という重い衣を脱ぎ捨てた」状態なのかな、と思ってます。…その直前にね、アレだしね。
オンラインゲームは敷居が高い、と思っているけれど、「デモンズソウル」で「ああ、こんな風にオンラインで関わることも出来るのか」としみじみ感心したのだけれど、「風ノ旅ビト」のオンラインの仕様もすんごい好き。ちょっとうろうろしてると、すぐに赤ビトさんや白ビトさんがひょっこり現れるけれど、あれってどんな仕組みになってるのかな。
SCEには是非旅ビトさんグッズとか出して欲しいのですが、作ったところが直々にサントラや画集を売ったりしている辺り、版権は手放してないのかな?赤ビトさんや白ビトさん、布の魚のストラップとか欲しいよう。
舌の根も乾かぬうちに [風ノ旅ビト]
「赤ビトさんになる」と昨日宣言したばっかりなのですが、「旅の続き」を起動したら白ビトで寺院、というデータが起動してきました。
実はわたし、寺院のダンジョンがすんごい好きなのですね。何処も好きなんだけど、寺院に水を満たしていって、海月みたいにふわふわ漂っているのがとても好きなのです。そんな寺院のデータだし、と歩きだしてみたら白ビトさんがひょっこりと登場。せっかくだから、とそのまま短い間だけれど、と御一緒させて頂きました。
この白ビトさんは大変人懐こい御方で、私が海月の様にふわふわ浮いていると近付いてきて一緒にふわふわくるくる、と暫し漂ってくれました。その後、雪山でも布魚と暫く戯れてみたり、もお付き合いして下さったのです。その後、石魚を除ける最後の最後でわたししくじってしまいまして、突っ込まれてスカーフを破られてしまったのですね。
「いやー、しくじったわー、やられちゃったわー」とのろのろ起き上ってみたら、白ビトさんがとても心配そうに近寄って「大丈夫?」という感じにポポポポポーン、と…。やだ、なんて優しい旅ビトさんなの。その後もずっと気遣って下さって、人の優しさが胸に沁み入ります。
空を飛んでいく間もお互いにふわふわ漂ってみたり、声を掛け合ってみたり、ぐるぐる回ってみたり、と短いながらも大層楽しい旅路でした。
赤ビトさんでいようと思う [風ノ旅ビト]
白ビトさんで世界をふらふらしていると、巡り会った赤ビトさんに期待させてしまうのがとてもとてもとても(以下∞)心苦しいので、わたしこれからはずっと赤い服を着て旅に出よう、と心に誓いました。白い服は結構お気に入りなのだけれど、もし白い服で旅に出るなら「こんにちはの後はすぐにさようなら」…状態でないと恥ずかしい…!!
でも白ビトさんの時の方が「一緒に行こうよ!」って感じにくるくるはしゃがれることが多い気がするんだけれど、私の気のせいかな。言葉はない世界だから、あくまでも画面に映る世界の何処かのプレイヤーさんの反応を見ながら自分で勝手に想像するしかないのだけれど。
今更ながらにこのゲームが色んなゲーム関係の大賞を取りまくっていることを知って、さもありなむ、と思わずうんうん、と頷いてしまう今日この頃です。ほんと良く出来たゲームだものなあ、と思いながら、PSストアは何故あんなにも見辛くなったのか、SCEに声を大にして問いたい今日この頃です。
PS2アーカイブスも少しづつだけど増えてるのですね。ああ、何度も書いてるけど、VITAでアンジェリークデュエットをプレイしたいなあ(PSアーカイブスだけど)
画集 [風ノ旅ビト]
拍手から「風ノ旅ビトの公式画集が出ていますよ」とお教え下さった方、有難うございます。この間CDを発売元から買った時には気が付かなかったなあ、と思っていましたら、あまじょんでのみ発売なのですね。
…日本だと、とらの○なとかまんだらけ辺り的な役割をあまじょんが担っている、ということにもびっくりしました。製本がアレだというお話に「…アメリカ…」と思ってしまったりする辺り、私のアメリカ観は色々おかしいのだろうか。向こうで本屋さんとかで本を見ていると、ペーパーブック的というか、本の装丁はあんまり凝ってないし、紙も余りいいものではないし、という気がします。
個人的な、非常に勝手な想像なのだけれど、海外で電子書籍が普及しまくっているのに日本が今いち、という理由のひとつに「装丁」がある気がします。日本の本は(それこそ同人誌ですら)美しい紙で綺麗に凝った装丁の本とかあるから、そういう装丁ですら楽しみたい、というか。
原作者であるエンデが「日本語版の装丁が自分のイメージに一番合っている」と大変喜んでいた、というエピソードを何処かで見た気がするのですが、記憶違いかな?
この本は「文庫サイズや電子書籍ではなく、この装丁版を読んでこそ物語が際立つ」というのは前々から知っているのだけれど(そして何時か買おうとしてるのだけれど)まだ買ってないというこのていたらく。ほんと駄目なわたし。